segunda-feira, 13 de novembro de 2006

12年の歩み

次のワールドカップまで3年と7ヶ月を切っているというのに、やっと写真の整理が終わった。9月末に半分ぐらい整理をして残りはそのうちと思っていたらこんな時期になってしまった。いい加減な自分。

2002年の時はBOM! LEONARDOに文章と写真で思い出を綴った。それ以前のワールドカップ体験をWEBに書き続けていた流れがあったからだけど、WEBで整理整頓するのが便利だなと感じたからだ。でも、今回はアナログなアルバムを作った。F6サイズというスクラップブックに写真を貼りながらメモ書きをちょこちょこ。久々に字を書こうとしたら書けない! 電子辞書片手に漢字を書いた。アナログと言いながらも辞書が紙じゃないところが、やっぱり時代なんだろうな。

私にとって4度目のワールドカップは、この12年の歩みはアナログからデジタルへの歩みだった。

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segunda-feira, 28 de agosto de 2006

A fan's note #2

話すと簡単なのに書こうとすると難しい。満男ちゃんが厳しい世界に挑戦する日を記念してがんばって書いてみるか・・・。

1994年 日本が出ない米国大会に行き、ブラジル戦を2戦観戦。現地で買ったブラジルのTシャツを着た。ブラジル帽子もかぶった。鹿島のバンダナを首に巻いた(もっともサッカーファンになりたてでユニは一枚も持っていなかった)。

1998年 日本が初出場したフランス大会。 ヤナギの代表落ちに不満で、いったい誰のユニを買いたいのか自分の気持ちが決まらず、代表Tシャツで日本xクロアチアを見た。日本xジャマイカは確かバンダナだけだった。ブラジルの試合には鹿島特製レオナルドTシャツを着た。

2002年 日韓大会。観戦に行った日本の2試合ではヤナギの代表ユニを来た。イタリア戦とブラジル戦にはレオナルドのセレソン・ユニを着た。他の試合は、たぶん、普通の格好をしていた。

2006年 ドイツ大会  日本xブラジル戦を含む7試合のうち、チュニジアxウクライナで鹿島ユニを着た以外はすべて日本代表柳沢ユニで通した。移動中も代表ユニを着ていた。鹿島でやっているように現地に行ってから着替えることはしなかった。

私は代表のユニをファンとして着る意味を、12年、4大会の月日をかけて知った。

今回の旅行、バゲージを無くすことで有名な飛行機会社の乗り継ぎでドイツ入りだった。出来ることなら荷物は預けたくない。もともとカメラや望遠レンズで機内持ち込みの荷物が多い。極力、持ち物を減らさないと機内持ち込み荷物としてまとまらない。いったい何を持って行こうかと思案していた。そんな時に友人が「2ちゃんねるで、他の国の試合でも代表ユニを着ている人を見たって書いてあったよ」と教えてくれた。あー、そうか、どの試合でも日本代表ユニでいいんだと思った。目からうろこ。それに、ユニは速乾性がある。洗って一晩で乾くだろう。一挙に手荷物問題は解決であった。出していたブラジル・ユニ、イタリア・ユニ、サン・ロレンツォ・ユニをタンスに戻した。

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sábado, 5 de agosto de 2006

ジズー

私にとってジダンという選手は1998年ワールドカップ決勝でブラジルから優勝をもぎ取った男である。フランス大会が語られる度に映像として流される、または写真として掲載されるレオナルドに競り勝つジダン。レオの背番号18がジダンに押しつぶされている。こんなのばかり見せられる。その度にむっとする。見たくないと思う。

でも、基本的には、特に何がどうこうという思い入れがない選手。どちらかと言えば、ユーベで私の嫌いなリッピの下で活躍したこともあって「ふーん・・・・」ってな男ではあるのだが、まぁ、特に大嫌いということもない。ただ、あの決勝での活躍はやめてほしかった。

それでも、きっと何かの縁があったら好きになったタイプの選手だとは思う。あの足技にはため息がもれる。私が小さい子供だったら、自分にもなんでも出来るんだと信じられる子供だったら、きっと一生懸命、マルセイユ・ターンをマネしたと思う。そういう選手だと言うのはよくわかる。

ドイツ大会の準決勝、フランス対ブラジルの時間、私はちょうど飛行機で移動中だった。シャルル・ドゴール空港の出発ターミナルに着いた直後にターミナル中が揺れるのではないかと思う大歓声が響いた。お店から仕事をほっぽりだして走り出しテレビのあるところに行く人! フランスが先制したんだとわかった。足取り重くテレビがあるカフェに向かった。ジズーの大合唱だ。又、この男にやられてしまったのか。ブラジルはジダンに勝てないのか。ゴールを決めたわけではないけどジズーの活躍がフランスを引っ張っている。タバコの煙に目をしょわしょわさせながら背が高い人の隙間からテレビを見続けた。ブラジルは空回りをするばかり。時間の経過と共にあせっているのがテレビ画面を通してでもわかる。チームとして動けないブラジル。フランスは余裕だ。まるで、ここパリにいる人たちの声援も受けているかのようだ。出発ゲートからファイナル・コールが聞こえてくるところもある。でも、人々は動かない。じりじりとフランスの勝利の時を待っている。私は日本の次に応援している国が敗退していくであろう時を悔しい思いで待っている。又、ジダンのせいで、ジダンのせいで勝てそうにない。時の流れはフランス。

そして、笛。
脱兎のごとくカフェを飛び出していく人々。私の横をジズー!と叫びながら大の大人が走っていった。

なんたる苦々しさ。

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quinta-feira, 3 de agosto de 2006

語っていること 語っていないこと

ワールドカップ旅行から帰ってきて早くも一ヶ月がすぎた。次のワールドカップまで3年と11ヶ月だ(^^;

帰国してから、友人や知人に好んで聞いてくれているかどうかは別にして、私のドイツでの体験談を話しているんだけど、サッカーについては、特に試合の内容については、ほとんど語っていないことに気がついた。たぶん1%ぐらいしか話していない。自分にとって印象に残ったことを話しているわけだから試合ってどうでも良かったのかしら? まぁ、試合はテレビで見ているだろうかと言うこともあるし試合について語るのは苦手だということもあるのかもしれない。

ブラジル戦終了後の中田のことを良く訊かれる。泣いていたねと。私の答えは「倒れこんで寝ている人がいたのは知っていたけど中田だとは気がついていなかったしスタンドからでは泣いているかどうかはわからなかった」。 あのスタジアムでどれだけの人があの中田に気がついていたのだろうか? 

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segunda-feira, 17 de julho de 2006

A fan's notes

タイトルはヴィゴのパクリです(^^;

私にとって4度目のワールドカップ体験だったわけですが、それについてどうまとめようかとまだ考え中です。ブログに書くのは手っ取り場合のですが、写真の掲載にあまり自由がないし等など・・・・。今までの3回についてはブログがなかった時代だったのでHPに載せていたわけで、うーん、真面目だったな(^^; こちら

とりあえず、今というかここのところ考えていることです。

決勝戦、途中で寝た。サッカー・ファンとしていかがなものかと自分でも思ってしまったが、延長に入った時点で仕事のことを考えたら、このPK戦まで行ってしまいそうな試合を最後まで見る気が失せた。仕事をフラフラになってやる、もしかするとそれによって他の人に迷惑をかけるかもしれないと考えると、そこまでして見たいという気にならないゲームだった。

ところが、ジダンの頭突きによってワールドカップの決勝戦が「サッカー」という枠を超えて別の意味を持ってしまった。

2002年、あの韓国の応援やら怪しい主審のおかげで、自分の韓国に対する感情やら愛国心と言ったものをイヤでも考えさせられたことに似ている。自分の価値観、世界観を問われていると言うと大げさかもしれないけれど、軽はずみに物を言えない、心の奥にずしんと来る問題だ。

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