segunda-feira, 19 de dezembro de 2016

2016年12月18日

2016年12月18日。
鹿島が世界へ一歩を踏み出した日になった。

11月23日に等々力で始まったチャンピオンシップから
怒濤の26日間。
12月3日、浦和戦前の長い待ち時間に
「優勝すればCWCだねー。捕らぬ狸の皮算用」と
友人が話していた。

「次、いつ出られるか分からないから」と
足を向けたオークランドシティ戦。

それから、テレビを通して念を送った2試合。

たどり着いてしまった決勝の相手はレアル・マドリー。

これまで、友人のおつきあいで
何度、レアルおっかけで横浜に出向いたことか。
その相手と対戦をする!一瞬、笑ってしまった。

横国の席は、レアル側の北サイド。
しかし、3決から残っている
クラブ・アメリカのサポーターは、アンチ・レアルだ。
ジャパン!と叫んでいるので「カシマ」「アントラーズ」と教えると、
「カシーマ!カンパイ!」とビール片手に周囲を煽ってくれた。

とはいえ、周囲は圧倒的に日本人レアルサポが多い。
彼らにしてみれば、
あこがれの選手たちのプレーが見られる試合なのだ。
勝負は最初からあったと思っているだろう。

試合開始早々に1失点。大量失点になるのかなと思ったけれど、
選手の様子を見ていると
「開始早々だから気にすることはない」という気になった。

そう、私にとっては、いつもの観戦と同じ。
試合の流れに応じて気持ちが変化していく。
私はいま、サッカーの試合を見ているのだという
当たり前のことに妙に納得する。

選手もいつものプレー。
はまっている時の集中している守備、
サイドでの美しい崩し、
そして、なかなか打たないシュート…。

でも、いつもより、パススピードが速い。
一流と対戦するというのは、こういうことなのかなどと
思っていたら、岳クン!

いや、岳のゴールだって分かったのは
アナウンスがあってから。
目の前だったのに、6列目ではよく見えない。

ゴール後、周囲からわき起こる歓声、拍手で、
いわゆる一般のサッカーファンの人たちが、
鹿島のプレーを楽しんでくれていることが分かった。
なんだか、誇らしい気持ちだ。

笛が鳴る。何の笛?
前半終了の笛だと分からなかったほど、集中していた。
やっぱり、いつもと違うのか、自分!?

追いついたことで落ち着かない気持ちなったハーフタイム。

あと45分で決着するのだろうか。
「勝たなければ! ここまで来て良くやったでは意味がない」と
心の声が言っている。

そして、またしても岳クン。
反対側のゴール裏から見ていても、強烈で美しいゴールだった。

周りも大興奮だ。「鹿島がレアルにリードした!」

しかし、押し込まれる鹿島。
速くて大きな展開に、いつまでついていけるのだろうか。
ソガちゃんは守り切れるだろうか。

PK。VARはなし。
看板が邪魔になって足下が見えない。
さすがの横国。

でも、まだ同点だ。

「まだ、行けるぞ!」と鹿島ひいきになっている中立サポ。
イライラしているレアルサポ。
個人技にわくサッカーファン。

実に変わった、いつもとは違う
サッカースタジアムの雰囲気の中で試合は進む。

鹿島の応援が途切れることなく反対側から聞こえてくる。
がんばれ!サポーターも世界デビューだ。

結局、90分では決まらず延長戦へ。
4対2。実に悔しい結果になった。

マドリーのようなワールドクラスの強豪に負けて
「悔しい」と思っている自分に、
いささか驚くも、やはり悔しい。

これまで、鹿島が親善試合ではなく、
ヨーロッパのビッグクラブと対戦したことはなかった。
ワールドクラスの強豪との初めての対戦。

「初めて」を、とうとうつかんだ。
これがなければ、経験値はゼロのまま。
ゼロと1の大きな差を超えた2016年になった。

クラブ創設25周年の年に新しい章が始まった。

これからの道も今までと同じように
簡単ではないと思う。

何度も苦汁をなめることになるのだろう。
でも、鹿島は前に進む。

きょう、コンビニで
「鹿島サポーターです。ずっと応援します」と
話してくれたお兄さん。
たぶん、20歳ちょっとくらい。10代かもしれない。

彼が私くらいの年になるころには、世界一になっている。

2016年12月18日。
そんな光景が夢物語ではなく、語れる日になった。

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terça-feira, 3 de novembro de 2015

99.9999%の危機意識をファン獲得にも抱いてくれ!

鈴木満強化部長は「そもそもウチは、99.9999パーセント、Jリーグに上がるのが無理だと言われたチームですからね。どうしたら生き残っていけるかということしか考えていないんですよ。ウチにとっては、危機感を持つことが前提になっているのです」と言っている。

その危機意識を持っているおかげで、クラブはJ2に降格することもなく、優勝争いに数多く絡み、17冠を達成することができた。99.9999%への「なにくそ!」という気持ちが20年以上も継続され、「強いクラブ」を作るということに繋がっているのだろう。

しかし、ファン・サポーターを増やしていくということについては、その99.9999%の意識は反映されているのだろうか。

クラブ創成期に努力がなかったとは思わない。ジーコやレオナルド、ジョルジーニョを呼んできたのはクラブだし、それこそ、99.9999%Jリーグ入りが不可能だと言われたクラブが初年度のファーストステージを制覇するという話題性を獲得できたのもクラブが強かったからだ。しかし、Jリーグブームという大きな波があったことも確かだろう。1万5000人収容のスタジアムは常に満員御礼。チケットは希少価値だったから手に入ればカードを選ばずにスタジアムに嬉々として行っていたサポーターは多かっただろう。

現在は、対戦相手が人気のあるチームでもない限りは拡張されたスタジアムが満員になるどころか、2万人に達することもない。拡張以前と大差のない1万5000人前後の観客数だ。水曜日の試合は以前より入場者数が減っている。

危機意識を持って努力している結果が1万5000人という拡張前と同じ数字なのだろうか。

努力をしていないとは思わないが、ファン獲得に苦労をし、努力を重ねてきたクラブに比べると危機意識も努力も足りないのではないだろうかと思わされることが多い。

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sábado, 19 de outubro de 2013

2ステージ制 ここまでの気持ち その2

Jリーグラボを見た。

2ステージ制に関する説明は、ほぼ今までと同じ。

でも、中西さんが話している姿と札幌の社長である野々村(だよね?)の話を聞いていて、私はすごく気分が悪くいなった。

理由は2つ。とりあえず。

他の人のブログにもあったけれど、不快感のひとつは、お金の話、つまり札束で人をひっぱたいているということ。

クラブは分配金が減るぞ、そのうちなくなるぞと言われれば、2ステージ制でも致し方ないと思うだろう。
選手だって同じだ。自分の生活の基盤について、しつこく言われれば返す言葉もないでしょう。

「事実だからしょうがないんだ!」と言われればそうかもしれないが、不愉快なのは、なんというか、そういう態度をだね、悪びれることなくやっていることかな。たぶん。
つまり、データを並べて、あーだーこーだ言ったあげく、人の一番弱いところを素知らぬ顔をしてついてくるような人間には信用がおけないのよ。私は。

それに、収入源を招いた原因を作っているのはJリーグでもあるわけだ。社会的な流れはあるにしてもね。
いろんなデータを示しているのはいい。でも、その「減少」の理由は何よ? その話になると憶測でしかない。分かっていても言わないのかもしれない。

本当に中西氏が分かっていないなら教えてあげよう。
女性が減っているのは、当たり前だ。女性から見て魅力のある選手がどんどん減っているからだ。

どうせ高いお金を使って調査するなら、原因も分析して、そこから解決したらどうかしらね。
中途半端な話しか出てこないから、いろいろと考えて末に2ステージ制にしたと言っているけど、本当に考えたのかと疑ったしまうわけ。

さらに、もっと気分が悪かったのは、「仲間」という言葉の連呼。
あー、気持ち悪い。

これは脅しですね。「仲間として」協力しなければ、あなたはサッカーファンでもなければ、なんでもありません。
Jリーグがダメになったら、仲間になってくれないあなたの責任ですよと。Jリーグを愛しているなら仲間になって当然ですよね。
私の耳にはそう聞こえたよ。
戦時中か・・。

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segunda-feira, 23 de setembro de 2013

2ステージ制、ここまでの気持ち

Jリーグが2015年から2ステージ制&プレーオフを採用すると決定をした。私は、1シーズンホーム&アウェイで戦って優勝者を決めてほしいと思っていたので、決定後に出てきた情報を読み、何か納得できるものがあるのかと探ってみた。

SoccerKingの記事
Sportsnaviの記事、
川崎フロンターレの説明会(報告)

以上の記事を、この順番で読んだのだが(世に出た順番でもある)、川崎の記事が一番分かりやすかった。

マーケティングなんぞの素人からすれば、なぜ2ステージになればスポンサーがついて放映権料が入ってきて、その総額が10億円になるのか分からない。川崎の記事を読んで少しわかった。

誰が先に言い出したのだろうか?広告代理店かとかも思うが、ここは素直に、Jリーグが業績悪化に悩んでテレビ局に話を持ち込んだとしておこう。

すると、テレビ局さんは、今の大会方式じゃ、盛り上がらないじゃない?と言ったということですね。

盛り上がる2シーズン制にしてプレーオフをすれば、地上波で放送をしますよと。
そうすればスポンサーも探してきますよと(これは広告代理店が言ったのかもしれない)。
だけど、必ず決められた試合数はやってくださいよ。むかしの2ステージ制のようにチャンピオンシップなしというのであれば、やりません。あ、それと、今、決めてくださいよ。2015年の編成に間に合わないんで・・・。

とかなんとかで、あの複雑な制度が大慌てでできたわけだ。

そこで、疑問がある。

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domingo, 8 de setembro de 2013

親分の一言。

きのうの天皇杯、3対0の快勝のように見えるけれど、延々と点が取れない時間が続いた。
公式のライブ音声を聞いているだけでも、 なんだか小さくまとまってんじゃないのかな!? チャンスを貰った若者は何をやってるんじゃ!?と思っていた。そこに、試合後の満男ちゃんの一言。

「言いたいことはいっぱいあるけど、本人に直接伝えます」

そして、それに関する田中滋さんの記事がこちら

Jリーグサッカーキングの今月号は鹿島アントラーズの特集。780円の割には薄っぺらい雑誌なのだが、熱い、暑苦しい秋田さんとの対談があるせいか、内容は思った以上に濃かった。

その中に「小笠原満男&柴崎岳&秋田豊」が語り合っているページがある。そこで、満男ちゃんは若手にもっと怒ればいいんじゃない?と秋田さんにけし掛けられたりしているのだが、「言うタイミング、言い方もあると思うしね」と答えている。「自分で考えてほしい」とも言っている。

その「言うタイミング」だったようだ。

きのうの試合はピッチ上でも、怒っていたらしいが、田中滋さんが書いているように、もっと根本的な部分で言いたいことがあったんだよなと思う。それは、他のインタビューなどでも、チラチラと出ていた。

そういう気持ちを記者の人たちに言うことで、間違って伝わるのも嫌だっただろうし、本人に言うべきことだと思ったのだろう。その本人が単数なのか複数なのかはわからないけれど。

どうか満男ちゃんの気持ちが、若者たちの心と頭に入りますように……。

ケガをしたビスマルクに代わって急きょピッチに出てきた小笠原満男の姿を、昨日のように思い出せるのに、あれから何年?鹿島の親分だね。まだまだ親分でいてくれ!

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domingo, 12 de maio de 2013

恩返し弾って、はて?

なんか書いてみようかな。

「恩返し弾」って、移籍した選手が古巣相手にゴールを決めることを言うらしいが、この日本語は変ではないか。
「恩を仇で返した弾」ならわかる。もしくは、鹿島が仙台と優勝を争っているとする。そこで、仙台と対戦したロキくんが決勝弾を放って鹿島が優勝!となれば、「恩返し弾」というのはわかる。自分を育て愛してくれたクラブに恩を返したという意味なら、そういうことだろうと思う。

とまぁ、どうでもいいことを思いつつ、古巣相手にゴールをするとはどういうことなのか、ちょっと考えてみた。

最近あった一番有名な古巣相手の得点はファン・ペルシーのアーセナル戦での得点。彼は喜ばなかった。そして、その前には、マドリーのロナウドがユナイテッド相手に得点を決めて喜ばなかった。しかし、先週末、ベイルはサウサンプトン相手にゴールを決めて、普通に喜んだ。その時、ESPNのサッカー番組の司会者は「最近、これは良くないって言われているんですよね」と言った。でも、サウサンプトンのサポーターはどう思ったんだろうか。サウサンプトンとスパーズの間のライバル関係にもよるだろうけど、案外、気にしていないかもしれない。

私は、どちらでもいいと思う。選手が心から思っていることを自然にやればいいのだ。「こうあるべき」ということはない。今回、喜ばなかった選手だって、大きな意味を持つ決勝ゴールだったら、思わず喜んでしまったかもしれない。

昨日のロキくんは、ロキくんらしかったのではないかと思う。ゴール裏に入ってきてインファイトと一緒にコールをするぐらいの男である。それゆえにサポーターに愛されたわけだ。そういう選手がよそのチームに行けば、それはそこで愛されようとがんばるだろう。フォワードだから点数を取るのは仕事。まぁ、エンブレムにキスをしたのは余計だった気もするが、新しい土地で受け入れて貰いたいってことでしょう。それに、驚くほど受け入れられていた。オフサイドのゴールはともかく、受け入れられて少しホッとした。

とか書きながら、ファン・ペルシーのことというか、アーセナルのサポーターの気持ちを想像してみる。

アーセナルのサポーターの人(英国人)がユイナテッド戦の前に言っていた。「エミレーツには、ファン・ペルシーの移籍で心を痛めているサポーターがたくさん行くよ。アーセナルを愛していると思っていた選手が、移籍なんてしないと思っていた選手が、お金のために出ていったんだ」

心に消えない痛手を負った人たちにとっては、ゴールを喜ばない態度はなんの足しになるのだろうか。むしろ、ムカつかないだろうか。出ていった男(女)が、本当は幸せなのに、元のパートナーに向かって、少しばかり、不幸せなフリをしてみせているだけじゃない?いやーな感じ!そのゴールが心底、嬉しくないなら、出ていくな!古巣に対する敬意なんて、クソくらえ!と思っているはずだ。

違うかな?

という心境をロキクンに対して思わなかった私は、多少ムカついたけど傷ついていなかったということか。それほどロキクンに対する愛情が深くなかったってことか(^^;  私の中の位置づけとしては、7男坊ぐらいだから、好きにしんしゃいってところかね。

でもまぁ、何にせよ、サポーターは傷つくのである。そして、選手も選手で、きっと、あれやこれや悩んでいるのである。

と考えていたら、ヤナギの移籍後のゴールについて、私は、こんなことを書いていたようだ。
タイトルは「傷心」でしたね。

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sábado, 9 de março de 2013

ホーム開幕勝利!

嬉しかった。
とにかく良かった。
最後は・・というか、後半残り35分ぐらいはハラハラドキドキだったけれど、セーフ!(^^;

去年のような経験をしてしまうと、ここで負けてしまったり引き分けると、ファンは不安になるよね。いつ勝てるのかと思ってしまう。
良かったよかった。
2失点は余計だったかもしれないけど、最初からパーフェクトとはいかないね。

パーフェクトとはいかないのは、インファイトも同じか。
大旗が復活して嬉しかったのか、自衛隊の吹奏楽の音楽にかぶって残念。
打ち合わせができたいなかったんだろうか!?
毎回、似たようなことがおきる。なぜ?

しかしそんなことよりなにより、一番、残念なことは、このカードそのもの。
Jリーグの意図がわからない。
風化させないというメッセージなのかもしれないけど、違うのではないだろうか。
こういうカードを持ってくることで、風化させないとか、そういう意図があることそのものが安易すぎないだろうか。

勝負の世界なのだから、どちらかが負けるわけだ。
満男ちゃんが言っているとおりのこと。
どちらのチームにも、ホームタウンにも大変な思いをした人たちがいる。そういう人たちは、この時期、どう思って過ごしていると考えているのだろうか。
その上、応援しているチームが負けるなんて、気持ちがいいことじゃない。
そもそも3月11日前後に、被災した人は「記念マッチ」化しているような試合に行きたいと思うだろうか。

それで、よその試合でも黙とうはしたのだろうか。

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quarta-feira, 6 de fevereiro de 2013

「アーイング」について

岳にも言われている。
フリークスの2月号に出ていた岩政との話(このコーナーは、少しおもしろい)。

何を言われているのか要約すると、
「海外のサッカーをよく見るけど、日本のサッカーと歓声やブーイングをするタイミングが違う。日本はブーイングが多いけど、海外はそんなに多くない」

そうか・・・、ブーイングが多いって感じているのね。
そして、さらに、私に追い打ちをかけるように「海外ではミスをあまり気にしていない。日本ではミスをすると「あぁ~」と落胆する文化になっている。(海外では)本当に効いているプレーに賛辞を送っている」とさ!

パスミスやシュートミス、非常に分かりやすいミスをすると、思わず「あぁ~」と声が出てしまう。分かりやすいものだから、拍手をするより、ブーリングをするより多くの人が一斉に「あぁ~」とやっている。スタジアム内の一体感は一番ではないかと、前から思っていたけど、当然、選手にもあの落胆ぶりは伝わっていたのね。

この「あぁ~」を、私の友人は「アーイング」と言っている。
私は、その言葉を聞いて以来、アーイングをしないように気をつけてはいるのだが、実際には、自然に出る声だから止めるのは難しい。つい、あぁ~と言ってから、あわてて「シュートしたことに拍手じゃ!」とパチパチ。なんで得点にならなかったのに拍手するのか?と言わんばかりの冷たい視線を浴びることになる。

正直言って、どうしたらいいのかわからないが、スタジアムの雰囲気がアーイングで盛り上がるわけはないのだから、ぜひ、岳クンのためにも考えてみよう。

自然に出る声を押し殺せなかった場合は、「あ……、ドンマイ、ドンマイ!」と言うのはどうだろうか。何かとワンセットにすれば、アーイングをごまかせるかもしれない。「あ……、いいよ、いいよ!」「あ……、っと驚くタメゴロー!」「あ……、つし、ゴール、あつし、ゴール!」 ダメだこりゃ。

しかし、「ドンマイ!」って最近の人はいうんだろうか。ミスをやたらと気にする日本人だから、「ドンマイ!」なんて、ジャパングリッシュを小中学生でも言っていたのかもしれない。

というわけで、「アーイング撲滅運動」にご協力ください。

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domingo, 3 de fevereiro de 2013

サポーターだって世界に負けたくない

「オフシーズン特別企画!~内田篤人に鹿島もやるじゃん!と言わせたい~」というテーマでいろいろ書くつもりだったのに、明日から宮崎キャンプ!開幕まであと少しとなった。そこで、この企画も今日で最終回(^^;

なぜ、ウッチーにやるじゃん!と言わせたいと思ったかと言うと、これはウッチーだけではなくて満男ちゃんもそうなのだが、海外に行った選手が「こちらのスタジアムの雰囲気は最高です!」「いつも満員です!」と言う度に、私はなんだか悔しい思いをしているからだ。ただでさえ、海外サッカーに対するコンプレックスがあるところに、そのお言葉である。プレーぶりが悪かったり、勝てなかったりすれば、その責任は選手や監督にあるけれど、スタジアムの雰囲気と言われると返す言葉がない。サポーターにも大いに原因がある。

観客数が影響していることは明らかだけど、篤人クンや満男ちゃんが言っていることは、それだけじゃない。選手のプレーに対するサポーターの反応を含めてのことなのだ。

海外で何度か観戦をしているうちに気が付いたことは、あのサッカースタジアム独特の雰囲気の源は、テレビから伝わってくる音声だけではわかりにくいということ。もちろん、チャントや歌の素晴らしさもあるけれど、口を閉じて見ている人はいないのではないかと思うぐらい、試合を見ながら、いろいろと言っている。具体的に何を言っているのか、言葉の壁もあってわかりにくいし、汚いヤジも多かったと思う。だけど、「気を付けろ!」とか「そこ行け!」と一斉に叫んでいるのは、よくわかった。そういう賑やかさがスタジアムの雰囲気を作り出しているのだ。

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sexta-feira, 11 de janeiro de 2013

コリンチアーノに学ぶ

CWCの決勝を見に行った!というのは、見栄で「コリンチアーノの来襲」を見にスタジアムまで行ってみたのが本当。暇人でしょうか?

こちらの宇都宮さんのレポートに当日の雰囲気が詳しく出ているが、彼らのコリンチャンスに対するパッション、愛情には本当に圧倒されるばかりだった。ゲート前の広場で延々と歌を歌い(時には、歌に合わせて座って立ってを繰り返す)、「愛してるー」と絶叫し、発煙筒を焚き、旗を振り回す。

(雰囲気を伝えるYouTube。画面は暗いけれど)

あの愛情、情熱はどこから湧き出てくるのだろうか。
ビールという命の泉を飲んでいるからかもしれない。鹿島のサポーターの愛情がコリンチアーノに負けているとは思えないが(人数では太刀打ちできないけど)、愛情表現で勝てるようになるためには、まずはお酒に強くならないとダメなのだろうか。

そんなことを真剣に思ってしまうくらいに、コリンチアーノの男女はすごかった。スタジアムに入る前から戦いは始まっているのである。

ひるがえって、最近の鹿島サポーターはどうなんだろうか。
4,5年前? もしかしたらもっと前からかもしれないが、試合前の応援をやめてしまっている。私がスタジアムへ行き始めた頃は、「こんな時間からコールを初めて、体力、持つの?」と思うくらい前から応援を始めていたのに、最近は直前にならないと応援が始まらない。相手チームがコールをしていても、鹿島サポはゴール裏に陣取ってもいない。通路でまったりしているのだ。心意気が感じられないとまでは言わないが、試合前の応援をやめてしまった理由がわからない。

私自身もスタジアムに行って席に着くのが遅くなっている。食べるのに忙しい。グルメスタジアムのせいか?

しかし、これって、選手にとってはどうなんだろう。
昨シーズン、この試合に勝たないといよいよ降格かもという試合で、久々に試合のかなり前からコールをしていた。そしたら、選手のコメントにも「試合前から応援が聞こえて」というのが、いくつもあった。ロッカールームで準備をする選手にも声は届いているんだ。逆に言えば、応援をしなければ声は届かない。応援の声が届くことで、選手の試合に対する集中が高まったり、より戦う準備ができるなら、試合開始のかなり前から応援はした方がいい。そうじゃないと、鹿島が世界で戦うときに、相手サポーターの力に圧倒されてしまう。それは悔しい・・・と思う。

しかし、そうする為には、私の場合、まずは体力づくりが必要だ。もしくはお酒に強くなって時間の感覚を失うかだ・・・。

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