domingo, 17 de janeiro de 2016

ボウイ

デヴィッド・ボウイが亡くなったことが、なぜこれほどまでに後を引いているのだろうか。

私はボウイの熱烈なファンではない。ビートルズにキャーキャー言っていた中学生には「大人過ぎて」ついていけなかったのだと思う。グラムロックという強烈な流れにも抵抗感を示していたのかもしれない。そうは言ってもTレックスは好きだったのだが。

随分あとになってYOU TUBEのおかげでボウイを発見したようなものである。
そんな私がなぜ?

13歳ぐらいの自分から見たら「ものすごく年上の大人」と思っていた人たちが、ここまで生きてくると自分と大差のない年齢の人たちになったからだろう。下の年代の人たちの方が圧倒的に多いのだ。ボウイ69歳。鹿島アントラーズの応援をあと10年も続けていれば、あっという間に私も69歳になると分かっているからなんだ。死が遠くないと実感させられた。

しかも、現役として仕事を続行していたのに亡くなってしまった。これが病気療養中です。何の活動もしていませんという状態であれば、違ったのかもしれない。しかし、ボウイはかっこいいまま、あっさりと火星に戻ってしまったのだ。

残された自分を振り返れば、茫然と年を重ねただけの自分が見える。そして、自分はどんな死に方をするのだろうか。

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