« maio de 2024 | Main | novembro de 2024 »

domingo, 15 de setembro de 2024

長い夏、イラつく夏

気が付けばというか、知ってはいるのだが、長い夏だー暑いーと言っているうちに9月も半ばとなってしまった。

季節感というのは、半世紀以上も生きていれば身に付いてしまっているので、つらい。夏は好きでもこんなに暑くて長い夏は嫌だ。
あー、そもそも夏が好きだと思っていたのは、夏休みがあったからで、大人になってからは好きではなかったかもしれない。

しかし、連日30度超えの中でも、太陽は正直なもので日はどんどんと短くなり、近々には、「秋の日は釣瓶落とし」とか言っちゃうんだな。つるべってこんな漢字でいいのか。

最近というか、ほとんど更新していないこのブログは、「65歳からの初めての一人暮らし」ということで書き綴っているのだが、行き当たりばったりで生きてきた私の人生で、大きな決断を迫られる日が近いということが分かった。

お金だ。お金がない。

年金で暮らしていけないし赤字なのは承知していて、友人などには「年金で生活できるわけないじゃーん。赤字だよ赤字」と、そんなこと威張ってどうする?という勢いで話していた。赤字なのだから貯金がどんどん減る。「あったり前田のクラッカー」と小学生の私がニヤニヤと前期高齢者の私を見ている。参ったねぇ。少しは真面目に計算してみるかとエクセルを開いた。あー、計算式忘れた…。ネットで調べる…。間違ってるかも…。怪しい…。電卓で確認する…というバカなことをしながら、わが人生の行く末を試算してみた。

10年も持たない。ギリギリ健康寿命というところまで行けるか怪しい。そもそも、健康寿命が過ぎたらパタリと活動量が減るわけでもないし、趣味にかける分以上に医療費にかかるかもしれない。老後資金2000万円で足りるはウソ。というか、私のケース(女性、独身、勤め人からフリーランス)の年金では生きていけないのだと漠然と思っていたことが、両手で張り倒されんばかりの勢いで迫ってくる。

年金って社会保障の一環ではなかっただろうか。私以上に少ない人もたくさんいる。生活できない支給額というのは、いったい何?何?何? これは社会保障ではない。政府に詰め寄りたい。

さらに、介護保険料も国保料も上がっている。固定資産税も上がっている。物価も上がっている。医療費の自己負担率が上がるという話も聞く。政府は我々を破滅に追いやろうとしているのだと確信しちゃうよ。

私の世代以降は、年金が少ないことが周知徹底されてか、自己責任でどうにかしろ的なお金を貯める手段を提示され、あたかもそれで老後資金を貯めるのが正しいかのような雰囲気になっている。それは違うよ。貯めたお金でクルーズ船に乗って世界一周旅行をするとか、F1のレースを追っかけて世界中を回るとか、高額な美術品を買うとかなら、いい。老後の生活費に使うというのはおかしい。そもそも、安くない保険料を払ってきたのだ。きているのだ。そのお金は老後の生活を保障するものだ。政府のお金の使い方が間違っている。今ならまだ方向転換できるように思うが…。 

おかしいと声を上げるべきなんだ。お国に言われるままでは、都合よくあしらわれるだけだ。

とイライラとしつつも、迫りくる破産を逃れるためには、住み慣れた我が家を売るしかない。売る家があって良かった。ありがとう、お父さん、お母さん!

という話の続きはまた!

 

 

 

 

 

|

« maio de 2024 | Main | novembro de 2024 »