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domingo, 7 de setembro de 2014

移動日 後半

予定どおり、バスは30分以上のランチタイムを取って出発。
ところが、少し走って道路わきで止まった。

今度はいったい何?
なんと道が分からない運転手さんは、
臨時バスに先導して貰うことになった!
そっちのバスがランチを終えて追いつくのを待っていたのだー。

まぁ、確かにその方がいいでしょう。

そして、私は爆睡モード。
しかし、寝ても寝てもつかない・・・。

雰囲気的に新たな町に入ってきた感じはする。
きっと間もなく着くのであろう。

というのは、甘い!修行が足りない!

先を行くバスが止まった。
今度はいったい何?
え?道路がふさがっているの?

これはバス2台でバック?
ここまでかなり走ってきた気がするが・・・。

どう説明したらいいのだろうか。

たぶん、日本だったら何の工事をするにせよ、
クルマ1台分が走行できるスペースを空けておくとか、
この道に侵入してくるところに、「この先行き止まり」とか
表示を出すのではないだろうか。

道路を横切るかのように(いや、実際に横切っていた)して、
進行方向がふさがっている。

これはバックするのだろうと思った。
ところが、違った。

ナタウ行きのバス2台はその手前にあった細い道に入って行くことにしたようだ。

まずはベテラン運転手さんらしき先行の車が入って行く。
といっても、簡単に入れるわけがない。
いったい何回切り返しをしたらいいのか?

バスは大きい、道は狭い。

あきらめて、バックしたらいいんじゃない?
と思うが、右折することを諦めない。

もうこちらは固唾を飲んで見ているしかない。

以前に鹿島スタジアム直行バスが駐車場に入る道を行きすぎて、
さすがプロという技で細い道を曲がったことがあったが、
あの時は両側は畑か空き地だった。

ここは違う。壁!
もう絶対にバスをこすると思った。
こすっても気にしないと思った。

そのうち、見物客だか野次馬がどんどん増えてきて
あーだ、こーだとやっている。

やっとのことで、どこもこすらずに先行のバスが通過。
で、次は私らのバスだ。

1台、先に経験を積んでいるし、前のバスの運転手さんが降りてきて指導してくれている。
それでも、この大きなバスが、2、3回の切り返しで曲がれるわけはなく・・・。
また、延々と切り返しを続ける。根性ある・・・っていうか、ありすぎ!

しかし、私たち乗客に出来ることはない。

暇だから、ふと道路をふさいでいるものを見る。
何か工事をしているのか・・・。
ん?イスがある。
テーブルがある。
流しがある。
冷蔵庫のようなもある!

これって工事現場の資材置き場みたいなものだ!
きょう、突然出来たわけでもなさそう。

んー、このバスは何らかの理由で、
いつもと違うルートを通ったのだろうか。

謎、謎、謎!

そうこうするうちに、私たちのバスも無事通過!
拍手が沸き起こる車内!

日本人もノリがよくなってきました~。

以上!

ナタウのバスターミナルに着いて、そこからはタクシーでホテルへ。
まぁ、タクシーの運ちゃんがホテルの場所が分からなくて、
道行く人に聞くというデジャブーな光景もあったが、
レシフェに比べると、3倍豪華なホテルに無事チェックインできたのであった。

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