トイレ、蚊、スコール、開幕戦
「やっぱり、写真100倍増しやな」なお宿でしたが、家を出てから何時間たったんだろうかと考えると、ほっとする。
しかし、ほっとできないこともある。トイレと蚊である。
ブラジルの旅で、誰もが参ったなー、これってどうにかならない?と思ったのが、トイレに紙を流せないことだろう。ヨーロッパの国でもたまに「紙を流せないトイレ」に遭遇するが、ブラジルは全面的に「紙はこちらの箱へ」なのである。気持ちの上で、これはめげる。でも、暑くて、あれだけ雨が降るのに「悪臭」にならないところは不思議。日本だったら、きっと大変なことになる。でもさ、下水管、なんとかしようよ>ブラジル!
そして、蚊。予防ができないデング熱にかかりたくはないので、虫よけスプレーは必需品である。そして、私たちは、ベープマットの代わりに手作り蚊退治ペットボトルを作る予定だったのだが、ペットボトルを切るためのカッターがなくて、作れない。仕方がないので、フロントに行って虫よけスプレーを貰ってくる。このスプレーがなくなったら言ってね!ということだった。親切というか、それだけ蚊が多いということだろう。(カッターを借りるってなぜ、思いつかなかったんだろう。時差ボケ?)
すでにこの日の記憶があいまいなのだが、先にチェックインをしてくれていた鹿子さん夫妻のおかげで、冷蔵庫には冷え冷えの水が入っていて助かった。ホテルのすぐ近くに雑貨屋さん(いまどき、日本にある雑貨やさんじゃないですよ)があって便利とのこと。
とりあえずシャワーなどをあびているうちに、開幕戦が始まる時間だ!ホテルの部屋でも見られるが、どこかに見に行きたい!とりあえず、宿を出てみると、あちこちの店がテレビを外に出していた。少し歩いたところで、外食べエリアにテントをはり、スクリーンで試合を見せているレストランを発見。そこで見ることにする。しかし、前の方はすでに人でいっぱい。このあたりでいいねとテーブルにつこうとしたところ、ザー!
スコールである。店の人が素早く、テーブルとテーブルの間隔をどんどん詰めて、後ろのテーブルをテントの下に移動させる。どうにか、濡れない(すでにイスやテーブルは濡れているが)状態を確保。エビとステーキを頼んで、やっと試合に集中。すると、ブラジルのオウンゴール!ブラジル代表、波乱万丈の出だしである。この試合の笛を吹いているのは、西村さん。開幕戦を任せられるというのは、見ているこちらも緊張する。ミスジャッジをしませんようにと・・・。ところが、「なかったPK」をブラジルに与えるというミスを犯してしまう。ということで、ブラジルが逆転勝利。見ていた人の中で誰より熱心にブラジルを応援していたのが、メキシコ人。ダントツでブラジルが1位抜けしてくれた方が、メキシコは2位抜けを狙いやすくなるというわけだ。
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