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sexta-feira, 25 de julho de 2014

渋滞

サルバドールで観戦する試合は、スペイン対オランダ。2010年の決勝のカードだ。
私たちにとっては、ブラジルでの初観戦。
ということで、スタジアムには2時間ぐらい前に入って様子をみたい。
ファンフェスタがあれば、覗きたいし、グッズも買いたい。

なのに・・・
バスは動かない。
空港で貰った地図を拡げて、通りの名前を探してみる。
海が左手に見えているのだから、このあたり?
ない・・・、ない・・・、ない!
えー、まだこんなところ・・・。
唖然とする私たち。

窓から見える景色は美しい。ヤシの木が風に揺れている。
あまり人がいないビーチだ。砂浜が延々と続いている。
じっくりと様子が見えてしまうんだよな。
何しろ、バスは停止しているから!
写真も撮れてしまう。

それでも、ノロノロと目的地には向かっている。
海岸から外れて町中に入っていく。
しかし、これっていつになったら着くのでしょうか?
もう、観光もランチもない!という時間になってきた。

スマホを片手にドライバーに話しかけている兄ちゃんがいる。
ポル語を普通に話しているようだ。
そして、バスを降りた。

ざわつく車内。
そう、みんなひそかにバスを降りるべきかと考えていたのだ。

途中のホテルで降りた人たち、観光地の近くで降りた人たちもいて、
車内には半分ほどの人が残されていた。

でも、降りてからスタジアムにはたどり着けるのだろうか。
のこのこ歩いて、身の安全はあるのだろうか。

とボーっとした頭で考えている・・・ふり。
今思えば、時差ぼけ、寝不足、空腹・・・。
まともに頭が機能していたわけではない。

スタジアムまで歩くにしても、どれぐらいの距離なんだろうか。
バスの乗客が前に集まりだして、4キロだ5キロだ!歩ける!とか言っている。
そして、ついに降りた。我も我もと降り出した!

その時、私たち以外にも日本の方がいることに気がついた。
彼らも降りるという。もうこうなったら、降りないという選択はない。

野生の勘がやけくそで言っている、降りろ!行け!

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