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quarta-feira, 27 de junho de 2012

ふたつの事柄

最近、二つの事柄を一緒に語る時には注意をしなければならないと思っている。

たとえば、Jリーグのジャッジの件と鹿島が負けたことを一緒に語ることだ。
ジャッジのレベルが低いことを語り始めながら、最後は「それでも負けない鹿島でなければならない」というように締めている文章を見ることがあるけれど、それは違う。
ふたつの事柄は、まったく違うことなのだから、審判のレベルアップを望んでいるなら、鹿島のレベルについては同じ文章の中で語らない方がいい。

審判がどんなジャッジをしようと負けないチームは理想だ。
でも、そんなチームは存在しない。だから、ワールドカップやユーロで悲劇が生まれるのだ。
バルセロナだって誤審の末に敗れることはあるだろう。

誤審があったとしても、あの時に●●がゴールを決めていれば勝てたと思う気持ちはわかる。
しかし、審判のレベルの向上を求める、あるいは審判部がおかしいのではないかと語る時にチームの質の話を加えてしまうと、本来、言いたかったこと、討論したかったことから遠のいていくだけである。

へりくつ言いではあるが、理論的な思考が苦手。
さらに、年と共に感情に流されがちな自分なだけに気をつけたい。

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