60s
「ドアーズ/まぼろしの世界」(When You're Strange)
「ザ・ムーン」(In the Shadow of the Moon)
今日見たDVDはくしくも60年代の話だった。
「ドアーズ」は、ドアーズというかジム・モリスンが駆け抜けていった人生・・・
「ザ・ムーン」は月に降り立った12人の物語。
ドキュメンタリーということで、どちらにも当時の映像が多くはさまれていた。キング牧師の行進、ロバート・ケネディの暗殺のシーンは同じものだった。
それにしても、西洋、と言っていいのかどうかわからないが、激動の時代だったんだなぁ。価値観がバラバラになった。中でも若い人が声をあげた。そして、そこには音楽があった。音楽やミュージシャンに今では考えられないような力があったのだ。
ファンは熱狂し、ひとりの人間には支えきれないことを期待し、期待が大きいから失望もし、そのすべてをバンドやミュージシャンにぶつけていた。ミュージシャンは真の自分とスターである自分の差に苦しめられ、バランスを失っていく。そして、そこにはドラッグ、アルコール。
妙にヘルシーな今じゃ考えられない。
私の世代は、あの熱狂の最後の切れ端みたいなものを体験したにすぎないけれど、「30過ぎの大人は敵だ!」って言うのはある。いや、あった・・・。
60年代を波をもろにかぶったイギリス人やアメリカ人が、今、何を考えどう生きているのか聞いてみたいな。
あー、そういう意味では、先週見た「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」のリーボヴィッツは1949年生まれなので影響を受けている人だった。
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