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segunda-feira, 15 de agosto de 2011

プチ東北旅行

昨年の山形行きに続いて今年の遠征も東北。
ご飯がおいしい。お米、うまい。

久々に水田のある景色の中を歩いたけれど、いい!
子供の頃は、水田でオタマジャクシをすくっていた私。
見慣れた景色だから、いいなぁ~と思うのかな。

まっすぐに伸びる緑の稲穂。
なんていうことはない田舎の景色がすばらしい。
誰かがお米は単なる食糧ではない。日本人にとっては文化だと言っていたけれど、こういうことなのかしらん。

試合のことは別途、書くとして(その予定)、試合観戦のおまけの旅は、平泉から始まった。
世界遺産に登録されて、さぞかし人が多いかと思ったらそうでもなかった。
午後だったからか。人が多すぎるのはイヤだけど、ちょっとさびしい。
東北旅行は避けられているんだろうか・・・。

中尊寺の金色堂はそれはそれはキラキラと輝いていたけれど、うーん・・・
つまり、ヨーロッパに行ってキリスト教がわからないから、今一つ感動が薄いのと同じように、仏教をわかってないからか、ありがたみが薄かった。
それより、隣の宝物館所蔵の工芸品やお経が書かれた書物に感動。いつの世も何かを表現できる人って素晴らしい。

夜は温泉へ。
鄙びたというところかもしれないけど、妙にしゃれていないところがホっとする。サービス過剰に疲れているのかもしれない。お客様の快適さ150%みたいなところが多いからね。あまりサービスされてしまうと、人は何をどこまで求めているのかわからなくなる。

仙台に行くまでは厳美渓を軽くお散歩。パコパコ、観光馬車が通る。なぜかコンセプトはウエスタン。渓谷の感じが、明日に向かって撃て!だからだろうか。きっとそうなんだ。いや、明日に向かって撃ては西部劇ではないけど(^^;

試合の翌日は松島へ。
暑かった。とにかく暑かった。海だもんね。夏の海に来ちゃった。考えたら、真夏に旅行なんて何十年ぶりだろうか!?
平泉と違って、仙台から近いせいかかなりの人出だった。遊覧船では、カモメの餌やりに大騒ぎしている人たちとカモメの追走ぶりを見ているうちに時間の大半が過ぎてしまった(^^; 
ああ松島や松島というより、かもめがーとんだーとんだーとんだー。

景勝地の案内看板や整備された公園、立ち並ぶお土産物屋さん、遊覧船の客引きが一大観光地だったんだなと思わせる。そんな町で、今、目立つものは、

「この高さまで津波がきました」、「ここまで津波が来ました」と記されている場所。
真新しい「地震があったらすぐに高台へ」という看板。
シャッターが閉まっているお店。

それでも、ここまで観光客を呼べるほどに復興。
町の人やボランティアが、がんばったんだろうなとひしひしと感じた。

しかし、暑い。
体力負けだ。予定より早く切り上げて帰京の途へ。
情けない私。
もう少し気候が楽な時に再訪したいと思う。

松島の名のとおり、松林が美しい島だった。できれば、ぼーっとしたかった。でも、あの暑さの中では、ぼーっとして倒れる方へ行ってしまう。次回、来る時は宿泊して、朝日に夕日に、写真、がんばるぞー。

以上、超かけあしの旅行記!?

追記:
かつて、夏休みには虫を追いかけていた少年たちと一緒だったせいか、木に止まってミンミンないているセミ、セミの抜け殻、蓮池にいるヘビ、ザリガニ、トンボなどなど、いつになく自然の動物観察ができた旅であった。

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