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quarta-feira, 16 de março de 2011

ひねくれもののひとことふたこと

誰もが経験をしたことがない事態だからと言って恐怖におののき、パニックに陥り、落ち込んでも何も好転はしない。被災してない人は、いつもどおり生活して、元気出して、前向いて、一致団結して、進むんだ!

というのは良いことだと思う。
でも、同じようなことばかりを連日、聞かされ見せられると、これは本物か?と思ってしまう自分もいる。
みんな、心の底からそう思っているのか? そんなに早く切り替えられるのか?

言葉に出すことで自分を前に向かせようとしているのかもしれない。
言葉の力は大きいから、暗いこと言っているよりは明るいパワーが生まれるかもしれない。

でも・・・
怖いものは怖い。
悲しいことは悲しい。
どうしようもない怒りもある。

それを押し隠して前に進めるのか?
心のバランスは崩さないのか?

怖くて不安でさびしくて当然なんだから
それを言っても良いじゃないか。
落ち込むだけ落ちこんでぶったおれたら、
その状態から立ち上がればいいんだ。

ネットでこう言っているから、テレビがこうだからではなく、
自分なりの方法で立ち上がる。
それが一番だと思う。

私の会社は月曜日から連続して臨時休業。
いつもどおりの生活をする基盤が失われてしまった。
人の気持ちの温かさに感謝しつつも、いつも以上に涙腺がゆるい自分がいる。
街中を歩く子供の姿を見ても、この子と同じような年の子たちがたくさん亡くなったんだと思って泣けてくる。

いつも以上に用心深い自分がいる。
電車に乗っていない。
図書館で窓から離れた席に座った。(え?本は?(^^;)

仕方があるまい。

子供のころ、まわりの大人から聞かされたり、テレビドラマで見た「いつ空襲がくるかわからない恐怖」に近いのだろうか。
つまり「突然、死がやってくる」
つまり「死ぬのは怖い」ということか・・・。

こういる時に、音楽を作ること、絵を描くことで、人々を励ましてくれている人たちがいる。
ありがたい。でも、きっとそれはその人たち自身にとってもリハビリなんだろうなと思う。

私は、書き散らすことがリハビリかも。
そういう意味では、会社勤めという時間がなくなって、こうしてPCに向けているのはラッキーだ。

風がやんだら、サル山のサルでも見に行きたいな。
動物さんたちが気になります。


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