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domingo, 13 de março de 2011

金曜日から

いつもどおり会社に向かう。

11時からミ-ティング。各自、来週以降の予定はなどと話をしていた。

地震の直前
目が乾いて痛い。ここのところ暖房のせいかコンタクトがつらい。目薬を差してもすっきりしない。頭もぼーっとする。外の空気がすいたくなって、周りの人におやついる?と聞いて外にでる。
会社の目の前にあるコンビニに入ろうとしたら、ニッカボッカーズの集団に割り込まれた。

みんなが好きなチョコはなんだろう?
適当に数の多そうなチョコの袋を手にレジへ。
ゆれてるゆれてるゆれてる

ニッカーボッカーズが、「これ、やべー」
店を出ていきながら「火の元!」

レジの子はきょとんとしているから、
私が、「ガス、ガス」と言うと、電気のコンセントを抜いた。
あー、ゆれてるゆれてる、
ねぇ、逃げよー逃げようよと言いながら、ひとりで店を出てしまった。
お店の子は出てこない。いいんだろうか?いいんだろうか?

しかし、コンビニとオフィスビルの間の敷地の狭いこと。
周り中がビル、ガラスの窓窓・・・。
オフィスに戻った方がいいのか、あー、もう考えられない!
いつも買いもしないチョコレートなんかを買おうとして、私、ひとりじゃん・・・

ん? ビルから人が出てきた。私の大ボス@フランス人だ。
外出? PCを持っているよ。しかし、避難してきたらしい。あなた一番目?は?
そのうち、ぞろぞろと同じフロア(2F)の人たちが出てきた。

人が増えてきて、なんだかほっとする。
でも、ここでいいの?
聞けば、避難場所になっている公園は工事中だそうだ。

余震が続いている。
震源地はどこ?みんな携帯で調べようとしているけれど、つながらない。
あ、ワンセグ! 普段使わないから使い方もわからない。

揺れも収まったようだと、とりあえず、席に戻った。
でも、また大きな揺れが来た。窓がミシミシ言っている。不気味な音。
ビルを出るべきか机の下か・・・

そのとき、大きな声で「みなさーん、机の下です。ここはビルの外に出てはいけないんです」
なるほど。小学校の時以来だ、机の下に避難。でも、これは避難訓練じゃない。
揺れが長くて気持ちが悪い。

いつもは静かなオフィスがにぎやか。
上のフロアにいる人たち、特に外国の人たちが2Fに集まってきている。
余震がある度に、そわそわと落ち着かない。
そりゃ、怖いよね。私だって怖い。こんな揺れ、体験したことがない。

震源地がわかり、TWITTERで情報を得る。
仕事もするが、気が入らない。
総務の人がつけているラジオが聞こえてくる。

神戸の時も、その前のサンフランシスコの時も、後になればなるほど被害の大きさがわかってきたんだよなと不安が広がる。

電車が止まって帰れない。
歩くことも考えたが、GOOGLEで調べて断念。それにこんなに余震があったら、動き出したとしてもまた止まるかもしれない。

それでも、帰っていく人たちが多い。近くに住んでいるらしい。うらやましい。でも、ここにいれば水もあるし暖房もあるし、案外、一番安全かもしれない。

さて、長期戦に備えてコンビニへ。同じチームのふたりと買い出しだ。
大混雑。すでにオニギリはなくなり、パンが少々残っているだけだ。カップめんのたぐいはまだ残っていた。久々にカップめんでも食べるとするかぁ~。ついでに買いに来てない人の分もかったり、かなりの荷物を抱えてオフィスに戻る。

家に連絡がやっと取れたのが6時半ぐらいか。

「あなたの部屋は大変なことになっているわよ! だらしがないから!」と怒られる。そんなにひどいことになっているのだろうか? 大きくて重いものが落ちているという。紙がペタペタ貼ってあるという。PC本体だぁ~。本もそこらじゅうに落ちていると・・・
家に帰るのが憂鬱になる。

さらに、「お菓子を買いに・・・」と言うと、「仕事中にお菓子なんて買いに行くのか、ばかもん!」(このとおりではないですが(^^;) 昭和一桁生まれからすると不真面目な社員であろう、ははは・・・。
元気で何よりです>母上。

父は地震発生時には「古本屋」にいたそうだ。おそろしや・・・。店を出ろと言われ、街路樹にしがみついていたとか・・。それは正しい選択だったのだろうか>父上。
うちから3つ先の駅にいたそうだが、日ごろからバスに乗りなれているので2つも乗り継いで家についたらしい。まだボケてないようで安心した。
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節電モードに入ります。

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