« 2勝目 | Main | Auld Lang Syne »

terça-feira, 11 de janeiro de 2011

Vivian Maier

いやー、何もかもドキドキする。
Vivian Maierという無名のアマチュア写真家の発見物語も彼女自身の人生も。
そして何より、写真がすごい。

その素晴らしい話を私がかいつまんで書いてしまおう。

シカゴに住む20代の青年が昔のシカゴの様子を写したものはないかと、フリーマーケットで買い求めたネガがぎっしと入った箱。自分の本の資料になるものは見つからず、しばし放置していた。しかし、ときおり気になってみているうちに、なんだかすごく良い写真のように思えてきた。だったら写真通の人たちに来てみようじゃないかと思い立つ。
ここからが現代的な話。
ネットのFlckrで「どうよ?」と数枚乗せてみたら大反響があってびっくり。

そうして、この青年は写真と写真を撮った人物に興味を募らせていく。さらに同じ写真家のものだと思われる写真の箱をいくつも買いたしていく。
でも、名前がわからない。名前を記すようなものは何一つ入ってなかった。でも、ある時、幸運が舞い込んだ。写真の現像袋が混じっていたのだ。そこにあった名前はVivian Maier.

またしても活躍するのが、現代の玉手箱。PC物語。
ネットで検索すると・・・
つい最近まで生きていたことがわかり、雇い主がわかり、少しずつ彼女の人生が見えてきた。

とまで書いて、
まぁ、興味があったらこちらを読んでください

写真もいくつか出ている。

彼女が残したネガは10万枚以上。未現像のロールもいっぱい残っている。なぜ現像しなかったのかなぁ~。

しかし、思うのは、デジタルの時代には起きない物語だろうなぁ~ということ。
どんなに素晴らしい作品があったとしても、その人が亡くなったら、PCをどうする?
安全の為にデータを全部消去してリサイクルに出すよね。

DVDやCDに焼いてあっても見るかな?
だいたい、そういうものはフリーマーケットに出てくるのだろうか?
ぱっと見て中身がわからないものは買わないよね(^^;

ここにも写真がいっぱい。

Vivian, thank you!

|

« 2勝目 | Main | Auld Lang Syne »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事