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terça-feira, 22 de junho de 2010

神保町

待ち合わせの時間まで暇ががあった。
ふと思いついて、神保町の古本屋街に行った。
結局、目当ての本は見つけられず、そのまま東西線に乗ろうと九段下方面へ。

交差点で顔を上げたら、仕事をしていたビルが目に入った。
すっかり替わって、銀行はコンビニに私がいたフロアは居酒屋になっていた。
何年前だったんだろう? 10年以上前。
イタリア書房はあるのか?と足を向けたら、以前に店があったところは倉庫のようになって、その横に綺麗なお店ができていた。本の並べ方はおしゃれになったような・・・。パブロ・ネルーダの素敵な本があった。欲しかったけど金欠なのでご辞退申し上げた。
でも、よれよれになったピンクの新聞があった。ガゼッタが買える店。日本には電子版が入ってきてないのかな。このヨレヨレぶりは空輸されてきた様子だ。

当時、幻だった久保田を売っていた酒屋は変わらず角にあり、相変わらず、久保田のラインアップが自慢のようだ。そして、あー、あったあった! 大丸焼き。店構えもお店の人も同じだ。なつかしさに思わず購入。

私のサッカーライフはこの街にいる時に始まったようなもの。

会社を出て右にいけばガゼッタを売っているイタリア書房。まっすぐに歩いていけば、サッカー・マガジンとサッカー・ダイジェストをフライングで売っていたSHOSEN、そして、左に行けば、カルチョダンゴロ。

徒歩圏内で必要なサッカー情報が人より早く手に入った環境。サッカーとの運命的出会いを象徴していると思っていた。インターネットもスカパーもなかった時代の話。

カルチョダンゴロの存在は、確かめるのが怖くて行かなかった。まさか残っていないと思うが・・・。

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