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sexta-feira, 23 de abril de 2010

プンスカ歩く

時々、家から図書館まで歩く。約30分かかる。あっと言う間に着くこともあれば、と、とおい・・・と足を引きずりながら歩くこともある。
昨日は、途中でふとまわりを見ると、あれ、こんなところまで来てたと思った。そう、考え事をしていると早い。特に怒っていると早いのだ。プンプンスカスカと足が前に進むのか、まわりの景色を見てないからか、はて?と又、考えていたら、気分的にはいつもの半分で図書館到着。

何を怒っていたのかと言うと、国民年金のことだ。
22年度分の納付金額のお知らせを受け取った。あれ、値上がりをしている!ということで真面目にお知らせを読んでガオー!となった。

「老後の年金を受けるためには、25年以上保険料を納めなければなりません。25年に満たないと年金がうけられませんのでご注意ください」

知ってましたよ。25年払わないといけないことは。でも、こうして字面を読むと・・・、非常に冷たい。支払ってはらないから、何がなんでも払えと脅迫しているようにも読める。それに、国民が義務として国に収めたのに、ビタ一文、支払われないっておかしい。

さらにびっくりしたのは受取金額。25年間(300月)の支払いを済ませた後に受け取れる金額は、年間「49万5千100円」。

いまやすっかり下火になって(それどころか、消えた?)しまった話、JAL職員の年金、一か月分より少ない。この年金額だけでは生活が出来ないことは明らかだ。もっと驚くことは、満額の金額は79万2千100円だ。これでも、生活できないでしょう。ウワサに聞くJALのパイロットの月額年金より少ない。

社会保障ってなんなんでしょう?
憲法に、あー、平たく言えば、人としてまっとうな生活をする権利があるって書いてなかったかなぁ~。

いったいどうすれば良いのでしょう?
持ちすぎている人や企業から税金を取って分配するしかないと思う。
このように書くと、きっと、自分で稼いだ金を怠け者に分配する必要があるのか? そんなことに自分のお金を使って、こっちの生活はどうなる?こっちとて将来に備えてお金を取っておきたいんだ!という議論が出てくるんだろうな。その「どうなる?」って言うところを、社会保障できっちりとカバーすれば良いのだ。生きているうちに使い切れないお金を溜め込んでどうするんだろう?

アメリカの国民皆保険に反対している人たちを見ると、なんてエゴイスティックな!と思う。
路上で生活している子供たちがいるのに、国民の税金から給料を貰った上、経費で公私混同をしている人を見ると、恥を知れ!と思う。

でも、私が住んでいる国だってひどいもんだ。議論されていないことが問題だ。

ついでに書いておこう。
東京都の最低賃金は時給791円。官公庁が募集している短期職員の賃金は時給850円というのがザラだ。しかも、理由があるのかもしれないが、最長3年までしか仕事が出来ないらし。なぜだ?

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