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quarta-feira, 28 de abril de 2010

千と千尋の神隠し

 2001年公開作品、『千と千尋の神隠し』は興行収入歴代1位の座を守り続けている。宮崎駿監督は「子供のための作品」と語っているが、子供だけではなく大人にも訴えるものがあったから観客動員数1位にもなったのだろう。
 どこにでもいるような10歳の少女、千尋の冒険物語だ。豚に変えられてしまった両親を救い元の世界に戻るため、湯屋を経営する湯婆婆のもとで働くことになる。
 スクリーンには八百万の神様やハク・釜爺・カオナシと強烈な個性の持ち主が次から次に登場する。しかし、このファンタジー溢れる世界は現実の鏡だ。食欲、金銭欲、権力欲など、人のあらゆる欲望が満ちている。
 公開当時、「生きる力を呼び醒ませ!」というキャッチコピーがあったが、大人も千尋の「生きる力」に感じるところがあったに違いない。絶望せずに生きること、そのためには自分の中に何を持っているべきなのか、宮崎駿は問いかけているように思う。

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