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sexta-feira, 26 de março de 2010

ことばの力

1月に亡くなったハワード・ジンの「テロリズムと戦争」を読んだ。

9.11後のアメリカの政策について、わかりやすい言葉で語ってくれている(インタビューの本)。自分の中で疑問に感じたり質問したいと思うことを、先回りして(^^;、答えてくれるから頭がすっきりする。こういう人が先生だったら、勉強も熱心にしてかもしれない。

歴史を紐解いて話してくれているのもわかりやすい。
それにしても、何が憂鬱で頭に来るかというと、「言葉たくみ」に国民を騙す政治家とそれに加担するメディアだ。

騙されたくない。
私は、自分ではかなり疑り深いし反抗的だと思っているけれど、超単純でもあるから、結構、あっさりと騙される可能性は高い。

そこを、目を開かせてくれるのがメディアであり、識者と呼ばれる人たちだと思うけれど、日本には存在しているのだろうか?
テレビに出てしゃべっている批評家はどうも信用ができん。

言葉があるから物事を知ったり感じたり考えたりする。
騙されることもあるかもしれないけど、言葉によって人が立ち上がることもたくさんある。

ということで、「ことばの力」について考えている今日このごろ。
この話は続くかもしれない。

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