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terça-feira, 16 de fevereiro de 2010

右から左から

ここのところ、毎日、なんだか、あう~・・・・なのだ。

今日は、巷で話題?の

『世界が指摘する岡田ジャパンの決定的戦術ミス~イタリア人監督5人が日本代表の7試合を徹底分析~ (COSMO BOOKS) 宮崎隆司 (著) 』を買ってきて思わず一気読み。

本屋さんで手にして、パラっと開いたら飛び込んだ名前がウリビエリ!
私の記憶と気持ちはあっと言う間に12年前に戻り、こーんなヤツが日本のことを分析している本なんて読むもんか!よりにもよって、宮崎さんがなんでー・・・・・と(一部の人にしかわからないだろうけど)思わず、本を持つ手が震えた、ような気がした。

しかも、「ウリビエリの暖かい人柄が広く知られるようになった」って、違うだろー。
ウリが「私の選手」を大切に思うあまり決めたことだと話したと書いてあるが、ロビーがボローニャに入った時のウリの態度は「嫉妬」としか見えなかった。

ぜー・・・。

あー、とにかく、顔をひきつらせたまま本を買った。

本を読んでいて本に向かって謝ったのは初めてだ。
しかも、何度も。
「ごめんなさい、ごめんなさい、私が間違っていたようです」
「ごめんなさい、ごめんなさい、基本の基も出来てない日本でごめんなさい」

そういえば、最近、ゾーンディフェンスって言わなくなったなぁ~。
岡田さんの親分だった加茂さんが大好きだったゾーン・ディフェンス。
「バレージの動きを見ているだけで幸せです」とか。

当時も良くわかっていなかったが、そのまま16年、時が過ぎていた。
それは、恐ろしいことに私だけではなく、サッカーの現場にいる人たちもそうだってことのようだ。
いや、わかっているけど出来ない?上手に教えられない?

実況や解説が褒め称えている「積極的な守備」とか「FWがここまで下がって守備をしています!すばらしいですね」とか・・・・
そういうのが、的はずれだった。ほとんどの場合。

そして、ファンである私。
スタジアムで、FWが前線からボールを追っていると歓声を上げたり、逆に何もしていないとさぼっているように思ったり・・・
前線からの守備は他の選手たちと連動していなければ、本当の無駄走りだってことだ。
チェースが成功して攻撃に繋がるように見えていたのは、たぶん、Jリーグの選手が上手ではない場合に限るのだ。

守備の時の間合いも、ボールに行ってくれないと不安だから、当たれー!なんて叫んでいたけど、やめます。
「間合い、気合!」「斜め後ろ!」にする。

実際はこういう単純な話ではないけれど、問題点は宮崎さんが書いているように明確になったと言える。ただ、それを克服していくのにどれだけの時間がかかるのだろうか?

本でアントニオ・アッコンチャ(イタリアサッカー協会監督養成スクール統括←レオもお世話になっているってことね)が、「我々の国には、たまたま日本より少しばかり先にサッカーを始めた歴史がある。その結果として、我々は日本よりサッカーに必要なものを少しばかり多く知っているに過ぎない」言っている。

この「少しばかり」がいろんなところにある。
この本は守備の戦術的な問題について書いているけれど、
後藤さんがここここで書いているように個人としての能力(宮崎さんの本では個人戦術と書いてあるのが、それに当てはまるのかな)の「少しばかり」があり、スズキーニョさんが再開したブログこちらで書き続けている「少しばかり」がある。

「少しばかり」が山のようにあるし、本の内容には、右から左からビンタを食らったような(古い?)気持ちになった。でも、絶望することもないように思う。反面、あー、そういうことだったのかと腑に落ちた部分もたくさんあったし、知らないことが一杯あってサッカーがますます面白くなりそうだ。

17年前には、2018年ぐらいにならないとワールドカップ初出場はならないかと思ったほど世界は遠くにあったのだ。トップにいる人は大それたことを言い続けているようだけど、それは、「新年の誓い」みたいなもんだと思っておこう。実際に必要なことは、現状を把握してひとつひとつ階段を上がっていくことなのだ。

それにしても、メディアって大切だな。
本、新聞、ネット、中継・・・
知らず知らずのうちに影響を受けているんだけど、
サッカーを間違って理解させるようなのは、イカンよね。

昔、ニフティのパソコン通信で後藤さんの本が話題になり、「いい本だよ、これ」スレみたいなのがあったのを思い出した。世界の様々なサッカーへと扉を開いてくれた本。「サッカーの世紀」(文春文庫) あ、文庫になっているんだ。

宮崎さん、ありがとう。ウリさんのことは別にして(^^;
本を出すにあたって、きっとすごくご苦労があったと思う。これからもあるかも・・・。
この取材が実を結びますように!

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