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quarta-feira, 10 de fevereiro de 2010

町ができる

札幌オリンピックのテーマソング、「虹と雪のバラード」。

この曲を聞くと思い出すのは、教室のストーブのまわりでクラスメートと歌っていた光景、ジャネット・リン、笠谷・・・。1972年のこと。
町ができる~という言葉になんとも言えない希望を感じたもんだ、たぶん。

私が住む町もその頃から郊外の商業地区としてどんどんと発展していった。
それが、今年、大きく変わろうとしている。

時代の流れ、不況、ビルの老朽化。

人々のお散歩の中心となっていたものが消えてしまう。
いかんしがたいことではるが、寂しい。
町のお年寄りは、「駅にいってふらふらしてくる」って場所がどんどん失われてしまって、
どうするんだろうなぁ~。

デパートには申し訳がない話だけれど、
公園と違って雨風がよけられるデパートは買い物目的だけではなく、
便利な場所だったのだ。
ある意味、ひとつの文化だったと思う。

跡地にはショッピングモールが出来るとか。
つまり、どの町にいっても同じ店があるという姿になるわけだ。
今までが個性的だったかと言うと、デーパートなのだから、
そんなことはなかった。

でも、出来た時代には素晴らしいものだったし意味があった。
数軒だけど町のお店もちゃっかりと中に入って存在感を示していたし。

21世紀に町ができるなら、もっと先を見据えてわが町の個性を打ち出して欲しかったな。
背の高いビルにしないで、真ん中をドーム式の広場にするとか、チェーン店は禁止とか、
専門店しか入れないとか、

あぁ~、
町ができる、無個性な町が~

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