RAMBLING LIFE

ヴィゴが撮った写真が出ているし、The Roadの特集だし、そんなに高くないし・・・といろいろと言い訳をしながら、久々に海外から雑誌のお買い物。

独立系の雑誌と言うから、なんとなく薄っぺらい紙質の悪いものを想像していた。大ハズレ。カラーで１２１ページが文字で埋め尽くされている。デザインやイラストもなかなかおしゃれさんだった。

うーみゅ、キネマ旬報は別にして、私が中学だった頃から同じパターンを繰返している映画雑誌しかない日本と映画っていう文化に対する姿勢の違いみたいのを感じだ。特別に熱心な映画ファンだとは思っていないけれど、なんか、悔しい。

ネットでわりとすぐに記事を公開してしまうし、一冊４ポンド弱（６００円ぐらい）なので、たいした儲けもないと思う。でも、UK Film Councilがこういう映画雑誌を補助して成り立たせているようだ。決して儲かることではないだろうけれど、こういう出版社が2ヶ月に渡る小津のフィルム・フェスティバルの協賛なんてこともしてしまう。遠い英国でございますよ。
日本では、日本が誇る映画人だと言うのに、ここに、ほら、私のように見たこともない人がいるっていうのに・・・・。