木曜日のボール
以前から読みたいなと思っていた本を図書館から借りてきた。
「木曜日のボール」 by 近藤篤さん
まず1ページ目を読んで、いい本に出会ったかなと良い予感がした。
なぜなら、そこにはアントニオ・マチャードの詩の一部が載っていた。
Caminante, son tus huellas
el camino, y nada mas;
Caminante, no hay camino,
se hace camino al andar
近藤さんの訳は、
道行く人よ、君の足跡が道、
だたそれだけだ
道行く人よ、道はない、
行くことで道はできる
土曜日美術社出版販売の「マチャード/アルベルティ詩集」(大島博光訳)によると、
『諺と歌』という長い詩の一部。
なぜ、私がこんなことを知っているかと言うと、それは、ヴィゴ・モーテンセン師匠のせいである(^^;
サッカー少年・青年だった近藤さんがある日突然、カメラマン宣言をしてボールの周辺をうろつく(失礼!)カメラマンになったかという話を散りばめながら、日本を含めた世界の各地でボールにまつわる話について書いてある。もちろん、素敵な写真も。ほろっとしたり、くくくっと笑ったり、どのページを開いても良い読後感が得られると思う。サッカー好きじゃない人にも薦められる本。
近藤さんのウェブもあった。
NOTESのところで文章が読める。「木曜日のボール」に使われている写真もいくつかある。
絶版になっている写真集「ボールの周辺」も見てみたよー。地元の図書館にはないので、探してもらうとするか・・・。
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