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quinta-feira, 7 de maio de 2009

お目目パッチリ

子供の頃、密かにパッチリと二重の大きな目になりたいと憧れていた。
そう、マンガの主人公のように大きな目に長いまつげが欲しかった。
実際の私は一重の細い目の子。
ん?今、気がついたが、細いの反対は太いだよな。
太い目・・・。
誰がそんなものを手に入れたいと思うか! だいたい、太い目ってどんなよ。

正確に言えば私の目は細いというより小さいから、反対は「大きな目」で良いのだが、
日本語って時々、変よね。
丸っきり余談だが、細い切れ長な目をイタリアではアーモンドの目という言い方をするとヤナギがイタリアへ行った時に知った。なるほどね。アーモンドをヤナギの顔を置いてみてください。ばっちり!

話を本題に戻すと、
大きな目になれば素敵な少女になれると思っていたのだ。
ラッシー(もちろん、犬だ)が家にやってきて私は、「ラッシー、ほら、こっちよ!」とか言いながら大きな庭を走り回る。病弱な私は(なぜだ?)、レースのかかった出窓(ここがポイント)から元気に学校に通う子達を眺めている。家にあるピアノはもちろんグランド・ピアノだ。

というようなことを、算数の時間には考えていた。いや、妄想していた。

大きな目に対する憧れは相当強く、今、こうして大人になって冷静に考えて見ると、男選びも目の大きさで決めていたようだ。男選びと言っても小学生なので、いわゆる、My First Clashってやつですけどね。橋幸夫より舟木一夫より、西郷輝彦(お、さいごうてるひこだけが一発変換!)が好きだったのは、目の大きさで決めたに違いない。(オイ、トシがばれているよ、まぁ、いまさら良い)

しかし、その時代にプチ整形など存在していなかった為、どんなに大きな目が欲しいと思っても、セロテープを貼ってエセ二重を作るのがせいぜいであった。それも、2、3日で面倒になった。そうこうするうちに、自分の顔にも見慣れ、今やどうでも良い心境に。大人になって、目の大きさお幸せには何の関係もないと知ったからと言えるかもしれない。

ところがだ、昨年の11月ぐらいから私の目に異変が!
目が二重・・・というか、三重!!!!!になった。しかも片目だけ。
ちーっとも嬉しくない! どうみても、疲れて落ち窪んだ目だ。あんなに憧れた二重なのに!
つまり、思うに、年を取って目の形が変わっても、まわりの皮膚がその変化についていけないのだ。目頭の方はくっきりした二重でも顔全体は重力に正しく従っているので目じりの上の皮膚は落ちている・・・。ぎゃーである。だいたいレンズが当たって不快なのだ。
コンタクトレンズの先生によれば、最新版のレンズが若干硬くて、まぶたに当たって・・・・なんたらかんたら(詳細は忘れた)。
そういうことなら、元のコンタクトに戻そう、二重なんかいらない!と4月になってレンズを替えた。

なのに~、私の目は相変わらず二重から三重の間を行ったり来たり。
やはり、トシなのであろうか。

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