林業小説
三浦しをんさんの林業小説!「神去なあなあ日常」を読んだ。
おもしろかった!「風が強く吹いている」の時も止められない、止まらない、柿の種状態の読書で寝不足だったけれど、今回は仕事をするのをやめて本を広げてしまおうかと思った。まぁ、一応、自制したけれど。
走っている「風が」に比べると巨木におっちらと登ったりギコギコと木を切ったりしているからリズムも「なあなあ」でほんわかしている。あー、でも、最後のシーンのスピード感はすごかった。怖すぎるぐらい。ノコではないのでちびらなかったけれど。
しをんさんの小説に出てくる男の子たちは、好きだ。いい子だけどダメな子、ダメな子だけどいい子。そういう子たちの(子って言うな~なんだが、つい)間の気持ちのやり取りがいい。
登場人物に書き手の愛情が注がれている。
あー、男の子たちだけじゃないよね、じいさんもばあさんも。林業小説のおばあちゃんなんて最高傑作だ。
それにしても、なぜ、「林業」だったんだろう!?
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