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segunda-feira, 29 de dezembro de 2008

強者は忘れるが、敗者は忘れない

私の世界への窓は、多くの熱心なヴィゴ・ファンのおかげでより充実をしている。
ニュースは当然のことながら、アイスランドの写真展の詳細なレポもあったりして、まぁ、これがアイスランド行きの引き金を3分の1ぐらいは引かせたなという気がしている。

ヴィゴが来年、もうすぐですが、スペインで芝居に出るという話を秋ぐらいからチョコチョコしておりましたが、日本のコミック本が世界でどこよりも早く詳細を聞き出していた・・・ということも、ヴィゴのファンの方のサイトで知ったわけです。ありがたい。

昨日から戯曲を書く人の話が続いているけれど、アルゼンチン生まれのチリ人作家が書いた話。

アリエル・ドーフマンのBurning Cityだそうです。
それでリンクを辿っていくと、こういう文章に出会った。

「ニューヨークの現場で『米国は世界に尽くしているのに、なぜこんな仕打ちを受けるの』と泣き叫んだ女性の声が耳に残っている」という質問者にドーフマンは答えている。「米国が嫌われる理由は、まさにその疑問の中にある。米国が何をしてきたかを、彼女は知らないのだ。チリの人々に聞いてほしい。米国はチリに干渉し、ピノチェトのクーデターを助け、選挙で民主的に選ばれたアジェンデ大統領を倒させた。ピノチェトは、合法的にはできないことを暴力でやったテロリストだった。米国はテロと戦うというが、ニカラグアでテロリストを武装させ、エルサルバドルのテロリスト政府を助けたのも米国だ。強者は忘れるが、敗者は忘れない。」
 
ニューヨークの現場というのは、あの9.11のことですね。

そういうアメリカにわが国は守られている・・・と思っているのだが、
本当かいな・・・。
日米安保条約のこともたいして話題にならなくなってしまった。

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