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segunda-feira, 8 de dezembro de 2008

本屋さん

11月に入って家の近くのスーパーがお客さんが中にいるような状況で破産。
(破産だったとは後で知ったことだけれど)

その数日後に、駅ビルの中の本屋さんに「11月30日を持って閉店します」と張り紙。

ショックであった。
社会人になってからいろんな町の本屋さんに行くことが多くなったけれど、
自分で本屋さんに行き自分のお金で本を買ったのは、その本屋さんが初めてだったと思う。
それから、40年近い日々にいったいどれだけの本をあの本屋さんで買ったのだろう。

今でこそ、わが町にはそこそこ大きな本屋さんが出店してきたが、おそらくその為に、駅ビルの本屋も閉店となったんだろうが(実際には別の大手チェーン店が同じ場所で本屋を引き継いだような形で営業をしている)、この本屋が出来た頃は、ここが大型店だった。町の中にある「近所の本屋さん」から繁華街にある大きな本屋さんへ人の流れが向いた。その時期に私は自分で本を買い始めたのだ。

正直言って心地よい本屋さんではなかった。
ところ狭しと本が置いてあり、ラッシュのようで一時は「痴漢が出る」と言われたこともあった。
それでも、駅直結の便利な本屋さんとして、どこに何が置いてあるか知っている本屋さんとして、私の中では大活躍だった。

なんとなく寂しい年の暮れだ。

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