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domingo, 28 de dezembro de 2008

ハロルド・ピンター

数日前の新聞に「ハロルド・ピンター氏 死去」との記事が出ていた。
すごくなつかしい名前を久々に・・というか、あの授業以来見た。
英語の授業で読まされたわけがわからない戯曲の作家。わけがわからなくても10代の頭や感性は今のようにさび付いていないから、記憶に残っている。

しかし、彼が反戦思想の持ち主であり、ノーベル賞の受賞式で行った痛烈なブレア(ピンター氏は英国人)、ブッシュ批判のスピーチのことは知らなかった。

私にとって「世界への窓」と化しているPPに貼ってあったリンクで知った。
こちらがその原文です。

日本語の訳もありがたいですね、ありました。
訳文はこちら

長い文章で読み応えがあり時々身も凍る。

私たちの生活と政治、政治家は切っても切れない・・・・むしろ支配されているのだが、この希望の少ない世の中でますます怖くなってくる。

「政治の言葉は、政治家によって使われると、こうした芸術の言葉の領域に入っては行かないものです。わたしたちが手にしている証拠によれば、大多数の政治家は真実ではなく、権力とその維持に関心を向けているからです。権力を維持するには、民衆を無知のなかにとどめることが不可欠です。民衆が真実を知らずに、自分自身の生の真実さえ知らずに生きていることが不可欠です。ですから、わたしたち民衆を取り囲んでいるものは、嘘の膨大な織物なのです。それをえさとして、わたしたちは食べ続けている」

だからこそ、ちゃんと目を開いて質問をしなければならないのだ。

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