« 休憩時間 | Main | MEMO »

quarta-feira, 28 de maio de 2008

最後のマンガ展

今日は上野の森美術館に「井上雄彦 最後のマンガ展」に行ってきた。
自分でも、なぜ私が「バガボンド」!って気持ちが時々、ふっと沸いてくるのだが、これは「運命」だ!「赤い糸」に違いない!

と力説しておこう。

なぜなら、友人からかなり前に薦められたにも関わらず、マンガを手にすることなく年月が流れ、さらに、1巻と2巻を買ったはいいが、チラリと見て「この絵は苦手かも・・・」と放置。ゴールデン・ウィーク前になってやっと読み出した。最初は「いったい何人の人が死ぬのだ」とかなり苦しい思いをしていたのが、気がつけば、あっと言う間に全巻読破!一応、寝不足になってはならないと一日、2巻~3巻以上は購入しなかった。そして、27巻まで読み終えたところで28巻が出た。そして、引き続きこの展覧会! あー、私の為の展覧会(^^;

すごかった・・・。
内容をここに書くことは、万が一、これから行こうって言う人のためにはならないし、私の文章であの感動は伝えられない。ただ、思い出すだけでも泣けてくる。

小学校の時は親に隠れてマンガを読むことが大好きだった私。もともと芸術性がないせいか、絵にそんなに注意を払った覚えはない。もっぱらストーリーだった。あぁ~、かっこいいー男の子が出てきた時は別であったが、それが誰だったか覚えてはいない。

ただ、苦手な絵というのはあったと思う。「こまわりくん」とか(^^;

いわゆる男性向けのマンガは「巨人の星」「ドカベン」(あれ、野球ばっかり)、「1、2の三四郎」(あれ、これまたスポーツ)に夢中になったぐらいだ。

しかし、惚れこみはしなかった。星飛雄馬の絵がかっこいい!と思ったことはなかった。
ところが、「バガボンド」は絵がすごい。苦手だと思った絵にグイグイと引き込まれていった。絵なのに色っぽいのだ。不思議。

2次元にここまで惚れこんだのは司馬遼太郎の「坂本竜馬」以来かも。

だからと言うわけではないが、井上雄彦さんが生み出した「宮本武蔵」は、すごい!(同じ形容詞ばっかりだ) そして、「バガボンド」は、天才が全力を尽くして仕事をするとこういうすごいことになっちゃうんだよーというめったにない作品だと思う。

そして、唐突だが、
武蔵のふくらはぎと同じようにセクシーなふくらはぎのあっちゃん、お誕生日、おめでとう。まだまだ上へ向かって挑戦を続けてください。応援している。

|

« 休憩時間 | Main | MEMO »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 最後のマンガ展:

« 休憩時間 | Main | MEMO »