モデル撮影
女性モデルを使った素人の撮影会は多数あっても、男性モデルを使った素人向け撮影会はない。モデルさんを撮るという機会がない(三脚おやじやカメラ小僧がひしめき合っている女性モデル撮影会に行く気にはなれず・・・)と言う声から「イ●メン撮影会」が開催された。
某巨大サイトで開催された巨大イベントの一催しであった。
イ●メンってどの程度よ? どんなタイプよ? ライティングはあるのか? 平面上にいるの?などなど疑問を感じつつ会場へ。
女性限定のイベントである。元お嬢様から現役お嬢様まで50名ぐらいの参加者はいただろう。モデルさんは外国人のペア。なんだ・・・同じギャラならイケメン2名の方が良かったのに・・・と思う私。
決め顔を作ってくださるモデルさんを撮影するわけだが・・・・
かなりハンサムさんではある。しかし、なんか、これ、どーしろって言うのさ(^^;
指導の先生方は声をかけなさいとか言ってくださるが、遠慮がちな私は、上を向いてくれ!とか下を向けとか、悲しそうな顔をしろとか、横目でにらんでくれとか、爪をかんでくれとか、最高にセクシーな顔をしろ・・・なんて言えないのである(そんなことは誰も言っていなかったが(^^;)。
それに、この美形のモデルさんの魅力がどの部分にあるのか、わからないからか、何を撮りたいのかがわからなくなる。基本的には立っているかストゥールに腰掛けているだけだ。背景も黒のカーテン。そこに寝てくれとも言えない。
ファッションの撮影ではないから洋服も平凡だ。
それでも、人物を撮る機会などあまりないし、友人に借りたレンズに興奮してしゃかしゃかと240枚もの写真を撮ってしまった。
家に帰ってきて写真を見る。赤の他人の顔が240枚、手元に残った。(これが私の好きなサッカー選手や俳優だったらどんなに嬉しいことか!)
イベント会場の帰り際に見た人たちの姿を思い出す。モデルさんですらない、まったく無名の各メーカーのミニスカートのお姉さんたちに群がって写真を撮っていた素人写真愛好家@男性。
あの人たちは、ああして撮った写真をどうするのだろうか?
なんらかの形で写真を撮ることの満足や充実が得られるようになるのだろうか?
頭の中に行く前以上に???マークを抱え込んで家路に着いた私であった。
ただなんとなく、男性と女性のメンタリティはかなり違うのであろうとは感じた。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 父の死、そして(2019.01.10)
- 私のママは日本人…パパだったかな?(2018.07.23)
- 夏の終わりに(2016.08.26)
- 罵り言葉や気合い入れ言葉(2016.02.25)
- 自転車レース初観戦(2013.11.02)
Recent Comments