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domingo, 25 de março de 2007

フィギュア・スケート

美しくて
楽しくて
ちょっぴりと寂しかった
エキシビション

なぜはまっているのか?

ジャネット・リンのあの笑顔以来、オリンピックが来るたびに楽しんでいたフィギュアスケート。もっと幼い頃には私もクルクルと氷の上で回ってみたいなぁ~、タタタタ、スーーーーー、ドスン(壁を使って止まる音)ではなくて、足を上げてクルクル回るってどうやるんだろう?とあこがれていた。でも、それにはお金がかかるって話だしな、ウチじゃ、ムリか。だいたい、この大根足ではムリだ・・・と子供なりに現実を見据えていた。

でも、男子のフィギュアはいまいちいただけないと思う気持ちがあった。かっこ良いと思った選手がいなかったわけではないが、全般的に、このスポーツは男子がするより女子がする方が100倍も素敵だし合っていると思っていた。たぶん、ナルシストのような動き、ピチピチのパンツがイヤだったんだろう。女はこうあるべし、男はこうあるべしと言う気持ちは強くないはずの私でも、女性的な領域に踏みこんでこられるのをイヤがっていたのかもしれない。

Johnny
ところが、男子のスケートに違和感を感じなくなってきた。演技が「男らしく」なっているから?それとも、コスチュームのデザインが良くなっているからか。世間的にも「男がするナヨっとしたスポーツ」から「男性的なスポーツ」に評価が変わっているらしい。

でも、私が一年近く、密かに惚れこんできた選手は、「男性的」な演技から一番遠いところにいると思われるジョニー・ウィアー。私が嫌いだったはずの「女性的」とまで言えるスケーティングをする選手だ。そして、彼のそういうところが大好きなのだ。この私の変化はなんだろう?私自身のものの見方が変わったのかもしれない。でも、たぶん、ジョニーのスケートが男性だとか女性だとかということを感じさせないからだと思う。ジェンダーを軽々と超えている。

と屁理屈を考えて見たけれど、素晴らしいものは心が勝手に素晴らしいと感じるのだ。ダウンロードした動画を小さなパソコンで見て涙したところで、こちら側の完敗である。

こうして応援したいスポーツ選手が、又ひとり増えたのであった。

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