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quinta-feira, 24 de agosto de 2006

ちょっときつかった

東京都写真美術館に行ってきた。

こちらを見てきたんだが、正直言って、どよーん・・・。「絶望と希望の半世紀」と言うのだが、希望ってどこ? 半世紀、50年もの間、人が人を殺してきた記録だ。

モノクロの写真に、カラー写真に、色あせた雑誌に残る息絶えた人たち、いや、命を奪われた人たちがいる。そして、その人たちの命を奪った人たちと、写真を見ている人たち。人間がどこまで愚かに、醜くなることが出来るのか、これでもかこれでもかと突きつけれたようだ。カメラが良くなった、印刷技術が向上した、グローバル化して世界が狭くなった。携帯で素人でも写真を撮りそれがニュースになる世の中になった。でも、同じことの繰り返し。あー、今すぐに世界中の争いごとをやめてほしい。

"things as they are"というのが英語のタイトルだったのね。もうちょっと覚悟してから見に行くべきであった。

写真が伝える力強いメッセージに圧倒されながら、希望があるとすれば勇気ある写真家たちが写真を撮り続けてきたことなのかと考えたが、わからない。

見る価値のある写真だが、つらい。

こいう時はジェフ・バックリーを聞く。

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