Dr. Viggo Mortensen

ヴィゴ・モーテンセンが母校の大学から名誉学位を授与されました。これで、彼のタイトルは正式にはドクターになるわけですね。
アカデミックな世界に明るくない私。名誉学位が授与されると聞いた時もピンと来ていなかったのですが、卒業式での授与式の様子、ヴィゴのスピーチを読んでいたら感動してしまいました。
「会ったこともない男にこれほどまで影響を受け、涙まで流してしまうのはなぜだろう」と海外のファンが書いていましたが、全く同感です。オスカーを取ることより誇らしいことだと書いていた人もいましたが、ヴィゴにとっては、26年遅れて、両親にごめんなさいと謝る機会を得ることが出来て良かったことでしょう。
なぜ、謝ったかと言うのが実にヴィゴらしい話なのです。
26年前、彼は友人たち数人とガウン(卒業式に着るやつですね)製作工場が不当労働をさせていることに抗議してガウンと帽子を着用しないと決めたんだそうだ。しかし、その友人たちは、ある意味、当然のことながら、親の体面だのなんだのを考えて、ちゃんとガウンと帽子を着用した。その結果、ヴィゴは卒業式でただひとり、帽子もかぶらずガウンもつけず、そのかわり抗議の意味で白い腕章をつけた卒業生だった。
その時のことを、間違ったことをしたとは思っていないけれど親には恥ずかしい思いをさせたと謝ったのでした。
26年前と変わらずいるヴィゴ。
自分を振り返ってみると情けなくて声もない。
母校、セント・ローレンス大学のヴィゴ紹介文に引用されていたヴィゴの言葉。
“In life, it’s the effort you make to try and understand [that] keeps you alive and open. It is more important to ask questions than to find answers.”
人生では、理解しようと試みる努力があなたを生かしオープンな気持ちにさせる。答えを見つけることより質問することの方がより重要なことだ。
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Comments
彼の両親の姿が見てみたかった。ヴィゴが生まれたときのお父さんの写真を見る限り、とても気骨がありそうで男らしく逞しそうだったなぁ。
彼の「変わらなさ」があの「少年の心」につながっているんでしょうか。
アメリカ人の健康問題(なんか意味が違うかもしれないですが)について話したのには何かきっかけがあったんでしょうかね?
Posted by: huhnah | sexta-feira, junho 02, 2006 at 12:46 AM
ど~も。
アメリカの保健医療問題なのです。日本でも問題になっていますが、アメリカは先進国にもかかわらず、日本が明治時代に始めようとして実践している国民全員が保険に入ることによって病気になった時にお金のことを心配せずに病院に行くということが出来ていない国なのでございます。前からこれは問題だったんだけど、まぁ、今年は中間選挙の年なので争点になっているのでは・・・。
Posted by: Kabu | domingo, junho 04, 2006 at 10:31 PM