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domingo, 31 de julho de 2005

時代

マンU戦のことなど書こうと思っていたのに、あぁ~、今日、負けて気分がそげちゃったよ。やっぱり、とっとと書かないとダメだわね。

だから、今日は今日見た映画について書くぞ!

「輝ける青春」 La meglio Gioventuを岩波ホールで見てきた。6時間強の映画をあの映画館で見るのは正直言って辛かった。最近、シネコンで甘やかされているから、イスもひどければスクリーンに対する角度も最悪。そろそろ改築を考えてください>岩波さん

この映画は1966年から2003年にいたる時代を生きたひとつの家族の物語。2人の兄弟、その父母、姉妹、友達、そして妻、子供たちも含めた人たちがイタリアで起きた様々な事件(大学紛争、洪水、テロ、マフィア・・・・)の中、悲しいことも辛いこともいっぱい体験しながら生きていく話。オープニングの音楽がAnimals のThe House of the Rising Sunだったので、これで、まず、おー!と思ってしまったのだが、6時間という長さは感じなかった。(お尻は痛かったけれど)。

二人の主人公は1966年に大学生なので私よりは上の世代なんだけど、私はこの世代にある種のうらやましさを抱いているらしい・・・・。私が10代だった頃は、60年代が「青春」だった人たちが去り、次の世代だった私たちは三無主義などと呼ばれていた。無責任、無関心、無気力。「大人」が勝手につけたラベルで、そんなものではないと思っていたけれど、60年代に生きていた彼らが信じていた「自由」や「世の中を変える」と思われていたものが信じられなくなって、結局は体制に組み込まれていくしかないのかなと感じていたから、社会に対しておとなしくなっていたという意味では三無主義だったのかもしれない。

何かを信じていられた60年代がうらやましかったのだ。いや単にヒッピーになってコンサートで踊っていたかったのかも(^^;

私の時代を描いてくれる映画ってないのかな。

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