美術館
ヨーロッパに行くと美術館に入ることが多い。格別に絵が好きというわけではないけれど、観光スポットに美術館が含まれているから行くことになってしまう。
教科書に出ていた絵の本物を見る。うぉーと思ったこともあるけれど、たいていはふーんで終わってしまう。猫に小判、ブタに真珠である(ちょっと意味が違うか(^^;)
モナリザを見た時は、小さなモナリザの絵を見る人の多さにびっくりして絵は見なかった。どんなに有名な絵だろうと、あんなに人がたかっているのは見たことがない。モナリザは特別ってことだろうか。
海外で絵を見に行って良いなぁ~と思うことは、このモナリザは例外として、のんびりと見られることだ。日本では、すごい人出で、ろくに絵の前に立ち止まることも出来ないことが多いけれど、ヨーロッパではそういうことはない。美術館が大きすぎて時間が足りないということはあるけれど。
そして、美術館にはソファもたくさんあって、疲れたら休める。絵のすごく近くまで寄って見ることが出来るところも多い。
今回の旅でルーベンスとミケランジェロのスケッチ画を沢山見た。絵の構成、体の一部、顔の一部、様々なポーズを取っている裸体などのスケッチがあった。大きな絵もこうして、ひとつひとつのパーツを、何度も小さな紙にスケッチしてから描いていくのだなぁと私にとっては、目からウロコであった! この絵のためにモデルになった人たちもいたんだぁ~とか考えると、人間味がわくというか、絵からいろいろと想像が出来ておもしろい(^^;(←邪道!?)
それにしても、ヨーロッパの絵画の大半はキリスト教の絵である。絵を見ていて退屈してしまうのは、キリスト教の知識が薄いって言うのも大きい。だいたい聖書の話を抜きにして、行われていた学校の美術の授業ってなんだったんだろう?
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