4か月ぶりに持病の薬をもらうために都心の病院へ行った。
順調に診察&会計が終わったのが11時半過ぎ。
血液検査の結果で「H」マークがコレステロールと中性脂肪に付いていた。
「これは、やばい」。時間もあるしと銀座に向かって歩く。目指せ1万歩!
川を越え、ランチ時に列を作る人を横目にスタスタと歩いていく。ラーメン屋が人気だね。
大通りに出てデパートに入る。
んー、なんとなく人が多くて落ち着かない。方向を変えて伊東屋に向かう。
お香典返しにメッセージを同封したい(相手もいる)。一筆箋でも買うか。
有楽町で仕事をしていた時には、額の注文、クリスマスカードの注文、ステイショナリー好きの米国人を案内するなど、お世話になったなぁ。リノベーションして当時の雰囲気は残っているような、ないような。
クリスマスカードも出していなかったから、お雛様のカードでも買うか。しかし、ピンクの色が濃~いカードが多くて手に取る気にもならない。
散々迷ったあげく、母が好きかなと小さな花柄の一筆箋と封筒を購入して店を出る。13時。
まだ13時なんだ。このまま東京駅まで歩いて帰るかと思ったけど、時間はあるんだからと日本橋方面に向かう。
私が日本橋で働いていたのは1980年代後半のこと。新しいビルが増えたけれど、丸善と高島屋(足を延ばせば三越も)は変わらない。
でも、なんというか、あの頃の、なんだか妙に浮かれた雰囲気は一切ない。
やけに照明が暗い、新しい高島屋のレストラン街でお蕎麦を頂いた。まぁまぁ。さて、14時。帰るか。
京橋の明治屋に寄り道をしてエコバッグを購入する。マチがしっかりあるエコバッグがお惣菜やお弁当を買うときには使いやすい。あー、でも、そういう贅沢はしてられないね。
うっかりしていたら、東京駅の神田寄りに出てしまった。
八重洲のみずほ銀行がなくなっていたように思うのは気のせい?
駅構内も久しぶりすぎて緊張する。こぎれいなお店が通路に並んでいた。
電車は遅延だと。気にしない。時間はある。
3時前に地元駅の2つ手前で降りて、駅ビルで日用品と夕飯を買う。青魚が食べたいなと鯵の叩きを買ったが、これ、ひとりで食べきれるの?(食べた)。まだ4時。外は明るい。日が伸びたな。
不思議な気持ちだ。母がいた時は、月曜から金曜日まで毎日予定が詰まっていた。母の予定ではあるが。訪問介護、デイサービス、訪問リハビリ、デイサービス、訪問介護、訪問リハビリ。それ以外にも病院やらなんやらと忙しかった。
デイサービスに行っても3時過ぎに母は帰ってくる。病院帰りに食事をしている間も買い物をしている間も時間を気にしていた。ゆっくりするとか、迷って買い物をするってことはできなかった。
ほんと、することがなくなったんだな。自由な時間、100%私だけの時間だというのに、落ち着かない。
これが、心にポッカリ穴が開いたというのだろうか。
きっと、違う。
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